イストク

インタビュー特別編(後編)
代表取締役社長 鷺池博行

代表取締役副社長 鷺池利明

デザイナー 山田佳一朗

イストクは「機能する美しさ」を追求する

「イストク」プロジェクトがスタートして5年、poodleのラインナップも増える中で迎える2016年11月のIFFTでは新シリーズの発表を予定しています。今回は職人インタビュー特別編ということで、代表の鷺池博行氏、副社長の鷺池利明氏、デザイナーの山田佳一朗氏にプロジェクトのスタートからこれまでを振り返るとともに、これからの展望をお話していただく後編です。(聞き手・文/横田茂)

前編「家具作りのプロとして心から納得できる家具を自分たちの手で作りたい」


自分で考えてモノづくりする職人が多かった

ーー並行して社内の仕組み作りもされたわけですね。

鷺池利明鷺池利明:このプロジェクトでは私たち(社長と副社長)が先頭に立たなかったことが進まない原因でもありました。弊社には自分で考えてモノづくりする職人が多かったので、そこを伸ばしたかった。私たちがあれこれ指示を出しすぎると遠慮もするだろうし、萎縮することもあるのを避けたかったのです。

山田:年初に年間計画を立てて共有して改善を続けているので、今では仕組みも徐々に出来つつあります。

ーーなかなか進まない中、大きな動きを見せはじめたのはいつ頃でしょうか。

山田:初期の頃に私の別件のプロジェクト用に家具を椅子徳で製作してもらったのですが、デザインが好評で職人さんたちが自分たちの商品のように製作したというのを聞いて、それならその家具をベースにブラッシュアップして行こう、ということになりました。それからは毎月徳島入りして、開発会議では職人さんと図面や試作を前に話し合い、営業会議では社長、副社長と具体的な対策を話し合っています。

ーーそして最初の展示会が2013年のIFFTですが、反応はいかがでしたか。

鷺池博行鷺池博行:少ないなりにも手応えはありました。オリジナルを展開している先駆的メーカーさんからは「展示会に出ても一本しか売れない」など、立ち上げは簡単でないと伺っていましたのでは発注が少なくても気になりませんでした。成功者が身近にいてお話を伺えたのはありがたいことでした。

山田:展示会に来ていただいたバイヤーさんは現場のニーズを一番良く知っているので、いただいたご要望には真摯に応えるようにしました。ダイニングテーブル ソリッドはそうやって生まれたと言っても過言ではありません。展示会に出て反応をいただくことは大切です。


機能する美しさを追求していきたい

ーー2016年のIFFTでは新しいシリーズがついに発表になります。今後の抱負を伺えますか。

山田:私の役割は職人さんの手と使っている人をつなげることです。新シリーズではイストク創業の技術「張り」をテーブルに活かしました。テーブルクロスでインテリアが台無しにならないような新しい提案をしますのでぜひご期待ください。

鷺池利明:これまで社内には他社様の家具ばかりでしたが、やっと自分たちの家具を並べられるようになったのは喜びです。身体に触れるということは機能を問われるということですから、技術的に難しいと言われていることをイストクの家具で実現させて、多くの人に触れてもらえるような家具を作っていきたいですね。

鷺池博行:機能する美しさを追求していきたいと思っています。そこにイストクの技術を活かしたい。実際に作る職人が納得のいくものを作っていきたい、と思っています。ひいてはそれがイストクをイストクたらしめる特徴になるのではないでしょうか。

前編「家具作りのプロとして心から納得できる家具を自分たちの手で作りたい」

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