裁断
阿部 浩(徳島県出身)

木に触れない職人が品質のためにこだわるたった一つのこと

普段から余裕を持つことが品質を保つ

仕事をする際には、最終的な仕上がりを常に強く意識しています。特に柄物は、縫製し張った時にきちんと柄が合わなければ製品になりませんので、歩留まり優先では裁断できません。革はさらに難しい素材です。布のように四角ではなくランダムな形で、しかもキズを避けながら裁断する必要があります。仕入価格も高価ですから失敗も許されません。

繁忙期に柄物と革の裁断が入ってくると作業に優先順位をつけて品質を保っています。そのためにも普段から少し余裕が出るように黙々と仕事を進めるようにしています。

木に触れない部署

阿部 浩デニムに関わる仕事をしていたので布の扱いには慣れている自負がありましたが、家具のための裁断には違った角度からの視点が必要でした。布には方向があり、その方向に合わせて裁断するということから始めたのですが、今では当たり前に思えることも入社当時は分からず、諸先輩に教えていただきながら身につけていきました。
張りや縫製の部署と打ち合わせし、張りやすくて縫いやすい型を起こしてから、データを入力して機械で裁断することが基本的な流れ。縫製と共に木に触れない部署の一つです。

ラインナップが増え、多くのスタッフが関わり社内がまとまる

今後、poodleでソファーが予定されているので私もより関わりが深くなります。オリジナルブランドがスタートして社内が活気づきました。ラインナップが増えるとイストク社内でもより多くのスタッフが関わるようになり、社内がもっとまとまることを今から楽しみにしています。

2016年3月現在の内容です。

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