名作家具のデザインに魅かれ
建築からインテリアへ方向転換
徳島の大学で建築デザインを学び、新卒でイストクに入社しました。父は職人、母は美容師、姉は同じ大学出身で現在は設計士という家庭環境で育ったこともあり、子どもの頃からものづくりが好きです。
模写、プラモデル制作、額縁に彫刻刀で模様を掘り込んだり、とにかく手を動かすことに夢中になりました。大学の授業では建築模型を作るのは楽しめたのですが、PCの操作が苦手で...。2年生のインテリアコーディネートの授業で名作家具のデザインに魅かれ、イスやテーブルに興味を持つようになりました。
先輩による上達への良いサイクルが生まれる職場
3年生では建築に集中し、4年生になると就職活動が始まり家具に時間を取れない期間が続く中、家具メーカーを検索してイストクのホームページから工場見学に申し込みました。就職活動はまだコロナ禍の影響が残っており、ほとんどがリモートでの面接でしたので、実際に工場の様子が見れたのは安心できましたし、現場のみなさんも丁寧で優しい方が多く「やっていけそう」という手応えを感じました。
入社後は研磨から始まり、現在(2ヶ月目)は組み立てを担当しています。先輩方からは理不尽に怒られるようなことは全くなく、「初めてだからできなくて当たり前」というスタンスで接していただいていますので、
「もっと上手くなりたい」
「大変だけどやりがいがあって楽しい」
「上達を実感できる」
という良いサイクルが生まれているのを感じますし、大学で学んだことも活かせている充実感もあります。
今は依頼されたイスをキレイに作れるようになりたい一心で家具づくりに向き合っています。
2023年5月現在の内容です。