未経験の木工 家族は全力で応援
学校の保健師に憧れて高校を卒業後に徳島の大学で4年間を過ごし、卒業後は介護士として13年間勤めました。離職後に家具づくりに興味を持ち、未経験ながらイストクに入社。家族からは「やりたい仕事に打ち込んで欲しい」と応援してもらっています。
入社後は、木工から始まり一通り各工程を経験しましたが、どの工程も好きで「これがやりたい!」と絞り込めません。一つの工程に従事することでスキルが偏ってしまうのではないかと心配で、職人としてのレベルを上げるためにはまだ一つに選ばない方が良いかなという思いもあります。
自分のスキルを永遠に活かし続けたい
現在は車イスのアームとパネルの張りを担当しています。車イスは前職で使うことが多かったので、車イスを使っている人を考えながら安全なパーツづくりができています。介護から木工は直接的な繋がりはありませんでしたが、前職での経験が木工に活かせるのは「自分のスキルを永遠に活かし続けたい」という私のテーマに当てはまっていて嬉しいです。
常に美しいものができるよう集中して取り組む
子どものために自宅の庭を1.5mも掘って本格的な砂場を作ったりと手を動かすことが好きですし、和歌山県で果樹園と林業を営む父からは「チェーンソーを扱えないと社会で通用しない」と使い方を教わっていたので、未経験とはいえ道具を使う仕事は苦にならずにスタートができました。
仕事内容は違いますが、介護士の頃からお客様の喜ぶ顔を想像して、真心を込めて仕事しているのは変わりなく、常に美しいものができるよう集中して取り組んでいます。
2023年5月現在の内容です。