poodleに決めた理由は？という質問に「ルックスです！」と即答いただいたのはオーナーシェフの奥様であり、サーバーの若林真理子さん。
もちろん、20年間繁盛店を続けてこられた真理子さんのイスに対するこだわりはルックスだけではありません。

1.コース料理が終わるまで疲れずに座り続けられる心地よさがあり、
2.リラックスできるようにアームレストは必須、
3.年配のゲストにも扱いやすいように軽く、
4.革張りは冬季は冷たいので布製で汚れにくいもの

この長いレストラン経営で磨き上げられた厳しい条件をクリアしたイスとして、poodleをお選びいただきました。これら全てはお客様のための条件。決して自分本位のこだわりではないところに繁盛店であり続ける理由がうかがえます。

この度のリニューアルにあたって、特にこだわったのは「徳島らしさ」とオーナーシェフの若林和典さん。
「徳島の方は『何が何でも徳島が一番』ではなく、良いものは他県のものでも良いと臨機応変に受け入れる柔軟性があります。また、都会的なことを吸収したいという勤勉さも持っています。徳島の食材を揃えるだけではなく、この店が様々な価値観が交流する場になることが『徳島らしさ』になるのではないかと考えました。」

「徳島産の素材を中心に揃えていますが、徳島産でなくてはダメということではありません。感動してもらえるお料理かどうかを大切にしています。
コースでは数多くのお料理をお出ししていますので、お皿は都会的ながらもどこかに「和」を感じさせるようなものを厳選しています。」

鳴門大橋を橋を渡らなくても高いレベルのイタリア料理が楽しめるようにと、お料理以外にも丁寧に目を配るご夫妻。「イスのブルーの張り地で全体のイメージが良くなった」とお話くださいましたが、さらなる完成度アップを目指し、パーティールームの改装を予定しているそうです。
これからも徳島のイタリア料理を牽引する存在として、県内外の方々を楽しませてくれる同店にぜひ足をお運びいただければと思います。

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