約60店舗のインテリアショップが連なるファニチャーストリートで1999年から同地に店舗を構えるkarfさんは、1985年の創業以来「新しいもの、古いものを問わず長く使えるもの、大事に使ってもらえるものを揃えているとして信頼されてきたショップです。
オリジナル、セレクト、ヴィンテージの家具がバランス良くコーディネートされた店内には、子育て世代のお客様も多く、休日の店頭にはベビーカーがずらりと並ぶこともあるとのこと。
さらに、50〜60代の目の肥えたお客様からも支持されており、ブームに翻弄されることなく独自のセンスで一目置かれていることが伺えます。
「使っていくうちに『馴染む』という感覚を大切にしています。家具は早いサイクルで楽しむものではなく長く使うものですので、飽きないように素材やデザインにこだわっています。」と同社の稲穂さんはお話しくださいました。
その思いが人を呼び、長く使おうとお購入後のメンテナンスや修理について質問するお客様が多いと言います。同店の1階から3階までのフロアでは、同社の求めるクオリティーとセンスを満たした様々なテイストの家具が楽しめるようになっており、一つのブランドで一式揃えるのではなく、好きなアイテムだけを選んでコーディネートしたいというお客様のニーズに応える構成が特徴。
近年はインターネットの影響でものの選び方が多様化しており、大きな流行り廃りの波ではなく各ジャンルが共存する傾向にあるそうです。その世界観を体感できるフロアになっています。
「最初は可愛らしい見た目に惹かれました」とは同社バイヤーの砂子田さん。「しかし、細部に目を向けると随所に職人の技術を見ることができました。例えばテーブルの足の接合部分など見えない部分へのこだわりは、私からお客様へぜひ説明したいポイントでしたのでパーツを作っていただいたほどです(右写真)」。
弊社工場にも足をお運びいただき、職人たちのものづくりの現場を見学されました。
「職人さんの手仕事の魅力がある『工房型』と、大きな工場で先端機械の技術力を誇る「メーカー型」に分けると、考え方は工房寄り、技術力はメーカー寄りという両方の魅力があると感じました。また、実店舗で丁寧に販売したいという姿勢にも共感するところがあり、取り扱いを決めました」(砂子田さん)。
フロアではpoodleが他のブランドと一緒にその場に溶け込むような展示していただいています。長くお使いいただけるようお作りしたpoodleを、インテリアの世界で長く愛される同店でぜひご体感ください。
お客様の好みに合った材質や張地をスタッフの方が相談に乗っていただけると思います。
Info
Karf
住所 東京都目黒区目黒3-10-11
電話番号 03-5721-3931