フォレスト・オオモリ
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三重県四日市の幹線道路から支路へ折れ、カーナビに従って進んで行くと道は徐々に狭くなり、少し心細くなり始めた頃に目の前に広がるのが「フォレスト・オオモリ」さんです。その佇まいが現れると車内では思わず「おお」と声が上がりました。
静かな住宅街から緩やかなグラデーションのように雰囲気を変える区画には、建築事務所、ショールーム、家具店、ギャラリー、紅茶店、焼き菓子店、コミュニティーハウスが道を挟むかたちで連なります。
「フォレスト・オオモリ」は一級建築士である代表の岩田さんが家業を引き継ぎ発展させてきた一つの街。
1980年に先代が現在の場所に創業した建築会社を引き継ぐにあたり、長くお世話になった地域に「恩返しができる」と、この地に根を下ろして発展することを目指したと言います。その新しい街には「フォレスト・タウン」という名前をつけました。

岩田さんがつくる家は高機密・高断熱をベースにそれぞれの文化や暮らしを大切にするというテーマを持っており、「フォレスト・タウン」ではそれを見て触って体感することができるようになっています。
そのコンセプトのきっかけは北欧での体験にあったと言います。

一つ目は暮らし方。フィンランドでは家族と食事ができることに幸せと感じるなど、暮らしに基づいたライフスタイルを大切にし、高い幸福度で社会が維持されていること。
もう一つは家づくりについての建物と家具を同じ建築士が担当することで調和を保ち、「住まい」を形づくるという考え方でした。

「私たちがつくる注文住宅ではまずイスを選んでいただき、その一脚から空間をデザインしていきます。『一脚の椅子は最小の建築物である』という言葉を大切にし、家具から始まる家づくりが私たちのテーマです。」
イストクはハープとブランチに加え、大きなφ1600のプードルダイニングテーブルラウンドの周りに全シリーズ9脚のホワイトアッシュで揃えたチェアが並んでいました。

取材日にはスタッフの方に向けたイストク家具の勉強会の時間をいただきました。
HARPチェアの曲木や脚部でのロクロの特別な使い方、ラウンドテーブルの優位性や吸い付き桟加工などの説明に、お集まりいただいた建築士からショップスタッフのみなさんまで熱心にメモをとってらっしゃいました。
家具、料理やワインなどそれぞれの専門を越境して、「暮らし」という大きな枠組みでセンスを高めようという意識が溢れていました。

会場の「FOREST CORRIDOR」にはキッチンやベッドルームの他にワインセラーまで揃っており、隅々まで感度の高いセレクトが効いています。柔らかい光の森の中のような空間でイストクの家具をお取り扱いいただくことを嬉しく思います。
みなさんにもぜひ足をお運びいただきご体感いただきたい街です。

Info

フォレスト・オオモリ
住所 三重県四日市市札場町406
電話番号 0120-84-0780

フォレスト・オオモリ
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