店内を見渡すと「その空間に集う人のハッピーを演出する」というテーマがストレートに伝わってくるインテリアショップがラヴファミリーさんです。モノトーンでストイックな外観ですが、ドアを開けると店内のそこかしこにアイデアが詰め込まれており見る者を飽きさせません。
取り扱うのは家具、テキスタイル、グリーン、雑貨。
「イス一脚からインテリアを考えて、住まいをトータルで提案しています」と代表の桑原さんは話します。
コロナ禍で衣食住の『住』への注目が高くなったとはいえ、さらに『住』への意識を高めたてもらうための提案が店内のディスプレイに込められているのを感じます。

また設計施工を行う「インテリアワークスチーム」を持つのも同店の特徴です。
商業店舗で培ったノウハウを住宅のリフォームに引用することで、住宅メーカーとは一線を画すインテリアと家具の提案が喜ばれているようです。
雑貨からお客様とのお付き合いが始まり、次いで家具のご購入、さらにご結婚されるお子さんの住まいづくりといった2世代にわたるお付き合いから第二の人生に向けての家具や住まいづくりまでをサポートしています。人口が多く住宅も密集している大都市とは異なり、地方都市で長く支持される家具店のあり方をお伺いすることができました。

イストクの家具はHARPチェアの曲木の技術に注目してくださり、現在ではBRANCHチェアをお取り扱いいただいています。
「箱物家具をおつくりすることはありますが、イスは難しい」
元々は椅子店としてスタートされ、長い間家具に携わっている桑原さんがそう漏らしながらイストクのイスを置いていただくことを光栄に思います。