イストク代表の鷺池やデザイナーの山田氏らが、日本のものづくりや製品への想いを語る海外でのトークセッション。
イストクとISU WORKSの代表・デザイナーが登壇した、台湾でのトークイベント「椅子と椅子の対話」の告知ポスター。
日本家屋を改装して誕生したALOT LIVING台中店の外観。日本の伝統美と現代家具が融合するショールーム。
日本の家具メーカー代表や販売店オーナーらによる、ALOT LIVING台中店オープンのテープカットセレモニー。
2025年6月18日に開催されたALOT LIVING台中店グランドオープニングセレモニーのウェルカムボード。
ALOT LIVING台中店のグランドオープンを記念して開催された、日本の木製家具メーカー4社によるトークショーの様子。
台湾のALOT LIVING店内に展示された、イストクの無垢材ダイニングテーブルとデザインチェアのスタイリング。

香港、台湾、カナダで日本の木製家具を中心に販売する「ALOT LIVING」
2025年6月18日、台中店がグランドオープンした。
その日、台中店では日本の木製家具メーカー4社がトークイベントを行い、イストクからは代表の鷺池とデザイナーの山田が登壇した。
その様子と台北店店長から伺った話も交え、台湾で受け入れられる日本の家具の動向をお伝えしたい。

「ALOT LIVING」とは

お店に入ると奥の壁面に「森」と言うロゴが飾られているのが目に入る。
森を大事にしているのかな、と思ったが少々意味合いが違った。

「ALOTは、『After Life Of Tree(樹の第二の人生)』という想いを大切にしています。
長い年月をかけて育まれた木に『家具』という新たな命を吹き込み、その価値を未来へとつなげていきたいと願っています。」と語ってくれたのは台北チーム。

ALOTのスタッフは若い女性が中心と言うこともあり、店内が華やかな空気に包まれている。
彼らは日本の職人さんたちのこだわりや精神を通して、細やかな技術や"ものを大切にする心"を受け継ぎながら、長く使える家具を扱うことで木の命を引き継いでいきたいと言う。

「家具が、日々の暮らしの中で温かな記憶となり、そっと寄り添う存在となってほしい、という願いが、『ALOT = A LEGACY OF TIME』に込められています。」

日本から6社が参加したセレモニー

セレモニー前日に台北店で撮影を行い、翌朝台中店へ向かうと店舗はなんと日本家屋。戦時中に日本人が使っていた家を改装したそうだ。

まず午前にトークを行ったのは大川チーム。立野木材の立野社長、ヒラシマからは平島社長とデザイナーの森氏が登壇した。
その後テープカットが行われ、ALOT LIVINGファウンダーのケニー氏や台湾店オーナーのエリザ氏と共に、輸出を担当する佐藤木材の佐藤社長もカットに参列。
続くトークショーの第2部に佐藤氏も参加して、日本から台湾へ日本の家具を紹介する経緯や想いを語られた。(経緯や想いは前編を参照)

イストクは午後から行われた第3部のトークに登場。北海道津別市の山上木工の山上社長と共にブランドや製品に込めた想いを話していく。
参加したメーカー4社は共通してこだわりある上質な家具を作っていて、3部までの長丁場にもかかわらず聴衆約100名がその話に聞き入った。

台湾で好まれる家具の傾向

アロットリビングは台湾で初めに台北店を2018年にオープン。イストクの家具は2023年12月から取り扱いを始めた。

「ぶっちゃけて言うと、お取り扱いを決める前に製品の実物を一度も見たことがありませんでした。
最初に目にしたのは納品でお店に届き、開梱した時でした。」と台北チーム。
その時一番惹かれたのがHARPVIOLAで、台湾の皆さんにも気に入ってもらえる家具だ、と直感したと言う。

台湾の年配の方々は文化的背景や"物を大切にする心"から、しっかりとした無垢家具を好む傾向があり、若い世代やミドル世代は家具に「個性の表現」を求め、「洗練されていること」「ユニークであること」「希少性があること」を重視しているそうだ。

「ハープのような厚みのある無垢材を曲げた笠木や、テーブルの吸付桟の技術─こうした『希少』かつ高度なクラフトは非常に魅力的な家具であり、台湾の消費者にもぜひご紹介したいと思っています。」

想いの共有が生む家具の好循環

その夜、香港からお祝いに駆けつけたALOT LIVINGのスタッフやトークに登壇した方々はチャーターバスに乗り込み食事会へ。
そこでは素材を供給する人、その木から家具を考える人、作る人、その魅力を海外へ伝える人、そして海外でお客様へ伝える人が一堂に会し、笑いながら楽しいひと時を過ごした。

お店に作り手や関係者を招待し、その想いやこだわりを本人から直接聞く。
関わる人たちが同じ想いを共有することで家具の好い循環が生まれる。
そう感じた台湾での2日間だった。

【海外輸出編 前編】はこちら。
日本の家具の価値を海外へ伝える役目
株式会社佐藤木材

イストク代表の鷺池やデザイナーの山田氏らが、日本のものづくりや製品への想いを語る海外でのトークセッション。
イストクとISU WORKSの代表・デザイナーが登壇した、台湾でのトークイベント「椅子と椅子の対話」の告知ポスター。
日本家屋を改装して誕生したALOT LIVING台中店の外観。日本の伝統美と現代家具が融合するショールーム。
日本の家具メーカー代表や販売店オーナーらによる、ALOT LIVING台中店オープンのテープカットセレモニー。
2025年6月18日に開催されたALOT LIVING台中店グランドオープニングセレモニーのウェルカムボード。
ALOT LIVING台中店のグランドオープンを記念して開催された、日本の木製家具メーカー4社によるトークショーの様子。
台湾のALOT LIVING店内に展示された、イストクの無垢材ダイニングテーブルとデザインチェアのスタイリング。

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